長い沈黙が壊せなくて あなたは髪を指で触って 「どうしてたら変わったかな」 独り言みたいに呟いていた 二人の歩くリズムは ひどく合わないのに 別れを切り出すタイミングだけは 揃っていたんだ きっとどこへ行っても悲劇で 分かり合えたことだけ奇跡で 「いつのまにか変わっていた」 独り言になる前に飲み込んだ 『二人で駄目になろうよ』 間違いだらけの日々も それが嘘でも、何でも、 どうでもよかったのに 改札を抜けたら、二度と会えないの 心臓が今でも刻むわ、狂ったビート 愛情をいつでも覚えていられたら わたしはいつまでも 孤独じゃないかな? 感情を裂いたら骨まで愛だった 「想像でいつでも会えるわ」 狂ったフリ いつかの海さえも溢れるほど強く あなたをいつまでも思っていたい 改札を抜けたら、二度と会えないの 心臓が今でも刻むわ、狂ったビート 愛情をいつでも覚えていられたら わたしはいつまでも幸せだった?