この降りかかった古びた夢 いつの間にか揺らいでいる 消えゆく僕の思いを 稚拙で脆い僕の言葉でつないで 少しの言葉で揺れる火を見て こんな僕でも変わる日を見て きっといつかまたあの日のように 肩を並べて同じ景色に立ちたいよ 探し続けていた 答えはどこなの ゆらゆらと虚ろに 靡くんだ焦燥感 まだまだ消えない 僕の劣等感を 心の中で叫んでも その声は風に消えてゆく 目を閉じても 辿り着けない 消えゆく僕の思いを 稚拙で脆い僕の言葉でつないで 過去は水面に映る月のよう 指先で触れることさえできぬまま 儚くこぼれ落ちて夜に消えていく 月が僕の心を埋め尽くして この景色をこの空気を 鮮明にこの身で捉え 僕が 目指した場所は違えど つくべき場所はここなのかな この思いを音に乗せて 君に届けと叫ぶんだ 君と僕の心が絡み合ってしまうのは この雨の仕業 音のように爆ぜては消えて 雨のように降っては止んで もがいて 叫んで 叫んだ声は 風に消えてゆく思いを 稚拙で脆い僕の言葉で つないで