Track by長辻 利恵
今日を明日へ繋いでゆけば 見える景色がきっとあるだろう 未来がもっと先にあった頃は 隣にいた君が とても大人に見えて眩しかった 何を頼りに進んでゆこう? 街の速さに心がさらわれる 君が笑って手を振る姿を 見たような気がしたよ 河川敷向こう 逆光の幻 夏のさいごに 咲き終わった花の ため息ぽつんと 耳を掠めた ぬるい風にのって 未来がもっと先にあった頃は 隣にいた君が とても大人に見えて眩しかった