愛さなければよかったのに 愛さえなければよかったのに 自分の思いだけを押し付けて 最初は誰でも良かったんだって 故郷の話なんてしたくなかった 都市(まち)に染まった自分なら 大丈夫と思ってた 愛さなければ良かったのに こんなにも 心がざわつくことはなかった 愛さえなければ良かったのに そうすれば 君も自分も傷つけなかったのに 自分の誓いだけでも 守らなければと またも自分勝手を押し付ける 君のいなくなった 部屋は広くて 自分の心みたいに 空虚が蔓延る 愛さなければ良かったのに エゴに塗れた 自分を見たくないよ 愛さえなければ良かったのに 誰かのために 生きる君がとても眩しかったんだ