Track by真空管ラヂヲ
モーニング コーヒーを挽いた ラジオからいつもの声 思うに カップの底には 僕たちの なんでもない日々が 沈んでいる 覗いてごらん 記憶を抱きしめて 乗り込む列車は銀河行き 途方に暮れる夕暮れ ラジオから溢れる 誰かの日常の風景に 心はなぜ震えるのだろう ざわめくのだろう 明けない夜もある 止まない雨もある 手探りで闇をゆく 不条理な朝が来ても 腐らず 日よらず そこにいて そばにいて