真夜中走っていった 自販機の光の方へ すれ違う人々を 全部消してしまおうかと思った 大人買いしてきたサイダー 子供のようにはしゃいで 恐る恐る開けてみた あふれ出してまた無駄になった 分かってんだよ分かってんだよ 一言余計だ うつむいて唇を噛む もう言わないで言わないで 苦しいくらいだ 真夜中に弾け飛ぶサイダー ゆらゆら缶チューハイ飲んで 当てもなく街灯をたどった 弾き語りミュージシャンに 乾杯全て忘れてしまおう 分かってんだよ分かってんだよ お前のせいだ 懲りもせずにもう一本開ける もう言わないで言わないで 痺れるくらいだ 真夜中に弾け飛ぶサイダー