夏の終わりの 無口なホーム あなたの曲を聴きながら待った ねえあの時の消えそうな影は また見ることはないんかな めぐりめぐって気づいてしまった かけがえのない曲を めぐりめぐる季節のようにさあ 同じ姿は戻ってこない 夏の終わりのレンズ越しの花 最後の黄色撮りに来た時 まだ焼き付いて離れないまぶた 忘れられないテレキャスター めぐりめぐって気づいてしまった ありふれた日常で めぐりめぐる思いが過ぎてさあ いつかいつかとループしてしまう あの日と同じように 焦がれた感情 おぼろげな雲のように 今でも届かない 夏の終わりにディレイをかけて 心地よく消えて行け ラララ終わりを知らせる微かな空 新しい季節がめぐりめぐる