靴紐を結び直せばまだ 間に合うかもしれずに いつまでもスタートを切れずにいた 朧げな朝 片付かない生活に ぽつり溢れた声が染み付いてる まだ鈍色の空 ビニール傘の水滴 あれから乾かない想いに重ねていた 変わらずいつもの 明日を願うのは きっといつまでも笑えるように 風に任せて 先は見えずとも ずっとどこまでも 走れるような気がした 変わっていく街の景色と フィルムに仕舞った日々を また重ねている 渡したい言葉がありすぎるけど 溢れてく思い出がもう乾き始めてた 変わらずいつもの 明日を願うのは きっといつまでも笑えるように 風に任せて 次の方角まで 飛ばしていく さよならは言わないまま