Track byCobalt boy
揺れる唇 少し膨らんで かすれた声が 何か話してる 耳をくすぐる 言葉は弾んで ぼくの口に 溶けて混ざり込んだ 三月が過ぎていく 新しい言葉をくれ 透明な水を 交換しあって 濁りそうな 想いが消えていく 山をなぞる 指がきれいだから ぼくの気持ちを 吐き出してしまう 嵐が窓を揺らす いつまでも帰らない二人 暗い夜道は 静まり返って 物語の 始まりにざわめいて すました顔は 何を思うのか 黙って歩く 二人を見守って 三月が過ぎていく 新しい言葉をくれ 嵐が窓を揺らす いつまでも帰らない二人