真昼の空 陽炎ゆらめく アスファルトの上 笑い声が跳ねる 靴を脱いで 波に蹴り込む 子どもみたいに はしゃいでた 汗と潮風が 混ざりあって 大人になっても まだやめられない 終わらない夏を 無邪気に走れ 砂まみれでも それが勲章さ 笑い声で海も 飲み込むくらい 全力で生きてるって叫ぼうぜ 終わらない夏は 心の中で ずっと 生き続ける 焼けた腕 水しぶき光る 気づけばもう 空はオレンジ色 花火の音に 胸が跳ねて 手をつなぐ君が 笑ってる 夕立さえも 味方にして 走り抜けた道 夢の途中 終わらない夏を 無邪気に走れ 靴のままでも 海に飛び込め 流れる星よりも 早く駆けて この瞬間を刻みつけてやれ 終わらない夏は 心の中で ずっと 生き続ける 波がさらっても この足跡は 消えないまま 来年の夏も また 僕らは走り出すだろう──