今でも愛おしい記憶が駆けて 行くように 君だけに見せた私 まだ少し残ってる 数えきれない痛みが ただ染みてくの そう今日も 私の心の傷は癒えないまま 頷き香るあの花さえも またとない温もり それだけが微かに今も 包み込んで離さない 気付けば明るくなった長い長い夜は 昨日より重い瞼に不甲斐なさ覚える 間違いじゃなかった 背伸びし続けただけの恋が 好きだった 躊躇いため息を落とした帰り道 いつもより街が派手に見えて 肩落とす私を照らしては情けなくて 静寂にしまい込む思い 君がいた季節が 愛しいから私の心迷子にさせる 誰かが言ってたこの気持ちは 素敵なことだと 切なさはいつしか時が忘れさせた どれだけ君を思っていても 私の心の傷は癒えないまま 頷き香るあの花さえも 又とない温もり 僅かに抱きしめ胸の中 離さなきゃいけない過去へ またねと笑った 涙が溢れた