悲しそうな朝が咲いていく 絶望の綻ぶ顔 おはようからおやすみの合図 やるせない感情だけ 好きだよと建前を言う 違和感だけが残されていく 横で眠るまつ毛を 触っては 頷く私がいる 誰かと比べている 君はふっとそう笑う 悲しそうな朝が咲いては 絶望にコードを刺す おはようからおやすみの前に やるせない私を知って 口づけの無表情に 違和感だけが残されていく 名前を呼ばれる度に 空っぽで 頷く私がいる 誰でも良さそうだ、と 君はきっとそう消える 悲しそうな朝が枯れても 絶望のコードを書く おはようからおやすみの前に やるせない私を知って 傷つけない、でたらめの夜に 私は君だけ見た おはようからおやすみの前の やるせない私のことを深く 知っていて 私を知って 私を知って 私を知って 私を知って