弱気の密度が 粛々と満ちてく 興味は無くとも フォトグラフに埋もれて 破滅のカクテル 傾けて虚無がってる 現世(うつよ)と 幽界(かくりよ)の狭間で 蠢いてもがくもの 終わりのない地味なパズルを 眠れなくて解いてる 孤独は確かさ 野良猫が嘯く 恐怖は無くとも 綻ぶのほろほろ 優しい花さえ おぞましく映ずる お別れの準備も ままならず 虚無がってる 不浄と我楽多の砂漠で 蠢いてもがくもの 終わりのない地味なパズルを 眠れなくて解いてる もう会えない紫のあなたは ただ遠くにいるだけ どす黒い暗がりに呑まれて 動けない日もあるけど 髑髏達と巫山戯(ふざけ)ていたら 少しマシになるのさ 逃れ逃れ渇き続けた先はいつも嵐で 現世と幽界の狭間で 蠢いてもがいている 闇の光 不快な痛み 毎週の憂鬱が気になる 病みの中に 浮かんで独り 来週の冥府も気になるんだ