民よ鏡よ罪の造りし朱よ 意味の虚ろな娑婆よ 闇に磔く太陽 記憶弄り見失う垂乳根 引き裂かれる八正道 民よ崇めよ傷の造りし海よ 死出を待ち焦ぐ娑婆よ 戦慄く朧月夜 記憶弄り 奇を衒うだけの 黄泉を賭ける畜生道 滅尽定 色の無い色の夢幻泡影 濁りない 不狂の音を 掲げて光る 民よ鏡よ罪の造りし赤よ 意味の虚ろな娑婆よ 網にかかる時代よ 滅尽定 色の無い色の夢幻泡影 濁りない 不狂の音を 掲げて光る 褪せてゆく紫の祈りを超えて逝け! 色の無いもの 祈らないもの 色違いでも 澄み切る 色の無いもの 祈らないもの 色違いでも 澄み切って燦然となる