銀の月 仄かに照らす まどろみの森を彷徨う 微かなる 虫の歌声 苔むす 大地が踵包む 金の星 儚く光る 果てしない森を彷徨う 微かなる 木々の囁き 心が 今騒めき始める 君の面影探し 森の奥へと 今潜り込むのさ 甘い想い出探し 記憶の淵へ 飛込み 深く深く深く沈みゆけ 銀の月 梢を照らす 漏れ出づる 微かな光 ゆらゆらと木の葉を揺らす 夜風が 静かに頬を撫でる 君と永く過ごした 森の小屋へと 今戻りゆくのさ 日々の残滓を求め 奈落の底へ 飛込み 深く深く深く沈む 君の面影探し 森の奥へと 今潜り込むのさ 甘い想い出探し 記憶の淵へ 飛込み 深く深く深く沈みゆけ