思っていたよりも季節は早く過ぎて ただほんの少しだけ寂しいだけって 気付いた 静かな街と行き交う人たち 何もない日々を夜が 終わらせていくんだ 冷たくなった指先を 頬に当てたら 体温を感じたんだ そう生きているのさ 今日も終わる 詩を書きながら 孤独な通り雨に出会った 静かな街と行き交う人たち 何もない日々を僕が 終わらせていくんだって 日が浅くなって 次第に色を失っていく ただ繰り返している日常に 少しだけ目を向けようと思った 冷たくなった指先を 頬に当てたら 体温を感じたんだ そう生きているのさ 生きているから (生きているのさ) 今日も終わる 思っていたよりも季節は早く過ぎて ただほんの少しだけ寂しいだけ そう寂しいだけ