君がいない春の夜 桜が綺麗じゃない 懐かしい思い出達が点と線で 繋がっていく 匂いがする方に誘われてまた今日も 向かってる 「後悔ない人生なんてない」 そう自分に言い聞かせて大丈夫な フリしてる 「後悔ない人生よりも納得できる 人生がいいな」 忘れたくて 忘れなくて 夜に溶け込む 君がいない春の夜 桜がちっとも綺麗じゃない 気が付けば薄れてく この手の温もりも 全然代わりがなくって だけどどんどん恋しくなって 大人になれずにすがっていた ここじゃないどこかに行ったって 変わらないものだから 分からなくて 分かれなくて 愛してたって 夜に溶け込む 君がいた春の夜 桜が散っても綺麗だね 分かってた そんなこと 一人で見る桜はもう雨でよく霞んで 見えない 気が付けば離れてく この春と共に