幾年月 追いかけてきた夢は 地平の彼方 今も手招きしてる 年齢なんて 指標に過ぎないのよ 諦めるなら 他の理由にするわ 夜に絆(ほだ)され 雨に身を冷やされて 束の間の木漏れ陽が 喜びだと知るまで 勘違いしていたわ 青春とは 若き日々のことだと 情熱捨てず 恥じらいに流されず 悲しみも抱きしめて 愛せたとき 初めて心で理解するのよ 人生とは湖面に吹く風だと 答えなど 有りはしないと 歩みは進めば進むほど 深く私の中に刻まれゆく事実 それでもやめないわ 歩みを止めないわ 誰かの頬を乾かす 風となる日まで