やり過ごせないような夜を 数えてみたって 良いことなんておきやしないくらい わかりきってる あたしは錠剤をアルコールで流し 込んだ 無意味な愛だと妬んで 幸せを逃す君は弱いね ゴミ箱の底にあるような 濁った愛してるを信じたい? 自傷行為する勇気さえ あたしにないから 心に線を引いてしまった 誰にも見えない傷が 優しさも跳ね除けた PINK BADが飛ぶ世界ほら 救いがないから 醜く瘡蓋にまみれた 呪いのような歌にこの先も 縋らせてよ ありきたりな詩じゃもう 救われなくなってきた 弱いからこそ強がっている 誰にもわかって欲しくなんてない この痛みが実は少し愛おしい くだらない行為に浸って 傷つけた痕を笑わないで 使い古されたお下がり 気取ったアイシテルを信じていた もう一度 死んだって構わないと思うくらいに 誰かを愛したくて でも本当は死んでも良いって 思われるくらいに 愛されたいんだ 分かってる ただの悲劇のヒロイン 気取りだってこと 死んだ花を飾らせて PINK BADが飛ぶ世界ほら 救いがないから 心に線を引いておくんだ 瘡蓋だらけの歌にもう少し頼らせて 腐ってしまった花に水をあげ 狂ってしまった君は笑ってる 変わっていく世界に一人きり 呪いの歌にまだ 縋らせてよ