Track by安部恭弘
駅に着いたバスから 君が降りて来て あわただしい人混みの中へ 姿を消していった うつ向いたままで僕は あてもわからずに その場から逃げるように 足を急がしていた 青春の思い出が足にからみついて おもうように歩けないよ 雨上がりの午後 君は今頃 何処で この空を見ているの もう僕のことなど きっと忘れただろう 青春の思い出が足にからみついて おもうように歩けないよ 雨上がりの午後 僕の中で君は 昔へ戻り あの頃の君は夢の中へ消えて行く