♪ 雑踏の残骸置き場と化した公園 また春が花をつけていた 雨音に混ざるため息は 誰かに聞いて欲しかったのか 汽車を待ち、想う つむじを撫でたあなたの 綺麗な手の甲を 変わらないものはない やわらかな違和感が 見慣れた日常 覆い尽くして ドアを開け出る私 そっと触れたあなたの 右の手の甲のかさぶたは いつの間にか消えていた ♪ 汽車を待ち、想う 愛したのはそう、あなたではない 泣かないで 変わらないものはない やわらかな違和感に気づいた ”私はここには居ない” このドアはもう開かない そっと触れたあなたの 右の手の甲のかさぶたは いつの間にか消えていた ♪