しょうがない何回繰り 返したんだろう 呪文のように唱えて心に蓋をした 思慮がない? 何が不満だったんだろう 何が違って正しいのか 分からなくなった あ〜僕はゆらゆらと どこかにまた彷徨って あ〜外はゴロゴロと 不安が形を作り 稲妻が僕を貫いた 前触れもなく落ちてきたんだ 「お前ここで浮いてるぞ」と 満たされていた僕の心に 一つ大きな穴が空いたんだ 「僕」が流れ出していく あ〜僕はふらふらと 小船のように揺蕩って でもさ〜君はケラケラと笑いながら 背を向けて光に包まれた 稲妻が君をすり抜けた のらりくらりと避けていたんだ 「もっと楽に生きなよ」と 伽藍堂だった僕の心に 一つ小さな光が差したんだ 「君」が流れ込んでくる 希望が僕に溢れ出した 何にも臆せず叫べたんだ 「僕は僕のままでいいんだ」と 湧き出してきた僕の気持ちを この舞台から轟かせよう どんな時も恐れぬように 痺れた心を奮う