君は準備ができていて 僕にはまったくできていなかった こういうのはどうも 初めてのことなんだ 最後は目も合わせてくれない君に 僕は何を伝えれば良いの 君がいない世界に 慣れるように 僕が傷つかないように 静かに離れるくらい君は優しい 秋が落とす葉に手を伸ばして この世界との約束を今だけは 破らせてよ 見逃してくれ 僕が子供から大人になるまで その一瞬に君と冒険したね 神様は待ってくれない 期限が迫り来る これで君は行ってしまうけど これで君には会えなくなる だけど 大丈夫 僕が 君の歌を書くから 傷がついて笑える顔の僕も 全部君に 渡したいのに 家に帰ると静かな時間が 世界に音が無くなったみたいだ 確かに涙が出ることに安心したんだ 泣けないとまるで君との 時間が嘘みたいになるから そもそも僕はこの絶望に 値するほど君を守れていたか 分からないよ 自信が持てない もう君が消えると分かってから 君を撮る枚数だけ増えていたね 今更一体何にしがみついていたの? いつも僕だけ間に合わない 君のいない場所に意味を 見つけられない 「大丈夫」はいつも 君のセリフだったね 君に何を言えばいいか それはきっと「ありがとう」 でいいんだ 静かに眠る寝顔を 思い出して君との時間に 何度も 時計を戻すよ ちゃんと時を越えたから 君に会えたんだ 春に育つ葉に手を伸ばして 生まれ変わった君にまた会えるなら 僕は待つよ だから生きるよ 僕が子供から大人になるまで その一瞬に君と冒険したね 神様は待ってくれない ただ平等なだけ これで君は行ってしまう だけど これで君には会えなくなる だけど 「大丈夫」は 僕が 君の歌で言うから 「大丈夫 愛は 次元を越えるから」 君は準備ができていて 僕にはまったくできていなかった 君が遠くに行けば行くほど 隣にいることを 僕は知ってる