駅前のイオンがつぶれてから 驚くほど広くなった空 断線しかけの充電器と 2年前からずっと同じ服 紙芝居みたいにはめくれやしない 日々があって 忘れちゃって 明日こそ 市役所行かなくちゃ 一つ残らず抱きしめてみせるけど なんでかな 裏切ってしまいそう 君が好きだよ 世界中の誰よりも なんてこと 言ってみたくなった さびしさだけには頼れない 思いつく限りのひどい言葉 ぶつけてしまえばさようなら 最悪の気分で目を覚ませば 昔のままだねと笑われた 悲しみを手放せなくなっていた 自分に 気づいちゃって 恥ずかしくて まともにさ 顔も見れないんだ あの日の僕になんと言われようと だってさ こんなにも想ってる 僕はあなたとこの町で生きていく ちゃんとさ 目を見て言ってみるよ 一つ残らず抱きしめてみせるけど なんでかな 裏切ってしまいそう 君が好きだよ 世界中の誰よりも なんてこと 言ってみたくなった さよならだけでは歩けない