なんともないこれくらい 冷たい風を切って歩いてるけれど やたらに胸を締めつけられる 絡んだ糸は今もほどけないままで なんにも満たされない夜 不確かなものを探してる 答えなんてものは 見つかるはずもないのに もうどうにでもなれって 飛び出したドアの向こう側を 塞ぐ雨 改札を通り抜けて 今日も決まった列をつくる 駅のホーム 街の音も何も聞こえない 無音無色の日々 それだけがあぁ過ぎていく なんにも満たされない夜 不確かなものを探してる 答えなんてものは 見つかるはずもないのに もうどうにでもなれって 飛び出したドアの向こう側を 塞ぐ雨 なんにも満たされない夜 魔法のように消えてった人 わだかまり絶望 潰されそうになっても それでも僕らはこうして 目の前の道を進むしかないんだ 真っ暗な夜にわずかな光を 必ず見つけて そこからまた輝くだろう (枯葉のような心でも) 長すぎた夜を超えて