ネオン通りを ブランドスーツで闊歩する 起業家 彼は 運ばれて来た 豪華なディナーを運命に例え 飲み込んだ 誰も助けないよ 君は君でいいよ わかっている 感動的な結末が ハッピーエンドとは限らない そいつは違うから 第三者の不幸なんて こっちにゃ関係ないんだ みんなは違うから 橋の下で売れない絵を 描き続ける浮浪者 彼は 他人の食べ残しを頬張る 自分を運命に例え 飲み込んだ 誰も助けないよ 僕は僕でいいよ わかっている 残酷的な結末が バッドエンドとは限らない そいつは違うから 自慰的大義名分で 酒さえ飲めりゃそれでいい みんなは違うから あの時きっと分かれ道で 選んだ飯 あいつが僕を笑うんだ 答えはひとつじゃないのに あいつが僕を笑うんだ 未来はひとつじゃないのに あいつが僕を笑うんだ 成功はひとつじゃないのに あいつが僕を笑うんだ 幸せはひとつじゃないのに