Track by梟
桜の花はほろほろと いつしか遠い盃 陰踏み遊ぶ、 オスの群れメスの群れ いつかと願う希望も未来も 静かに霞む 全部抱きしめた、 全部離れていった 優しさだけでは救えないから 夜に溶けていった煙と 吐いて出た 吸い殻を見ていた 雨降り微熱ふわふわと 纏うは故郷の残り香 いつかは消えてしまうだろう、 それでも 信じてしまう永遠も愛も 静かに揺れる 全部愛してた、 全部壊れていった 正しさだけでは守れないから 夜に溶けていった煙と 吐いて出た 吸い殻を見ていた 桜の花はほろほろと 愚かに 愚かに