熱い胸に 抱かれながら 知らず知らずに 口びるかむの つないだ手を 離さないでいて たとえ嵐が 起きても 今はもう 見えないの なにもかも あなたのほかには どうか 愛を止めないで 甘い吐息 絶やさないで 切なさが ふたりの隙間に 忍びこまぬように ひとり眠る 夜がこわい このまま二度と 会えないようで 受話器を置く 指がためらうわ こんな気持ちは はじめて 優しさを 注がれて 昨日より 綺麗になりたい どうか 恋を止めないで 愛の炎 絶やさないで さよならが ふたりの背中を 追いかけないように どうか 愛を止めないで 甘い吐息 絶やさないで 切なさが ふたりの隙間に 忍びこまぬように