染まっていくあたしの手に もうひどく綺麗なあなたは 宿っていないみたいだけど ねぇどこに行ってしまったの? それでもあたしは歩んでいた 瞬きのうちに変化するこのセカイを 見届けたいから書き残してる カメラだって映し取れない この玉虫色をした絵画も あなたがずっと大事にしていた 色褪せてしまった押花も 皆がきっと、変わっていくけれど 残り香のように熱が今日も漂って あたしとずっとまざっていてよ! 今日は、あたしも 閃いたこのセツナをきっと かさねていたいと思っていたんだ いろんな色を奪っていった ジカンをずっと呪っていたいから 歌うのさ! もうちょっとなんて言わないで なんて戯言を吐いた 未来と過去を置いて 瞬間よ光れ 曇天もぱっと 視界が照った 瞬いた まばたいたんだ ずっとツナがってたんだろうか 切り取ったあたしは 翳っていくあたしの目は 何を映しているわけでもなく 失ったと思いこむの 確かには見えないけれど 昔見えてたんだからさ、 どこかに落ちてはいないかと 探してたの 無くしたあなたを 無くしたあなたを あたしはずっと信じてるんだ どんなあたしも あなたみたく光っていようと 俯いたんだ 見つからないと 残り香は薫っていたんだ ジカンはずっと進んでいるって 気づいてさ もうちょっとなんて言わないで なんて戯言を吐いた 未来と過去を置いて 瞬間よ光れ 好天だろって 終いでどうだ 今日も悪くはないと 言ったんだ ずっとツナがってたんだろうか 切り取ったあなたと 網膜も灼いた 視界が照った 瞬いた まばたいたんだ ずっとツナがってたんだろうね 切り取ったあたしは