覚めない悪夢 まだ 来ないでほしいの 朝 目を開けたら 窓の外は今日も雨 重い足 踏み出せない まだまだ 時計だけ僕を置いて進んで 眩い光を隠した鈍色の空 明日はどうか晴れてくれるように どこか遠くの街へと連れて 行ってよと 願い 今日も止むことない雨 うまく言葉に出来ない気持ちよ 届けと 誰に向けたのかすらわからずに 間違えたことにすら未だ気づかずに 誰もが気にならない夜明けの小雨が ぽつぽつ僕の心 濡らして 音もなく沈みゆくの 嗚呼 冴えない明日を描いた鈍色の空 今度はどうか晴れてくれるように いつか知らない場所へと連れて 行ってよと 思い 今日も変わらない また光を隠した鈍色の空 明日はどうか晴れてくれるように どこか遠くの空へと連れて 行ってよと 願い 今日も止むことない雨