目が覚めたらハリケーンだった 屋根が吹っ飛んでいた 打ちつける雨は凶暴で 厄介な事態さ 落ち着けよ これは夢だって 現実のはずがないぜ ずぶ濡れのローファーを履いて 辺りを彷徨いてみても どこへ行った 誰もいないな 悪夢はまだ続くのかい キミの名を叫んでみても 虚しく響くだけ どれくらい時が過ぎたんだ 涙も枯れたって 水溜りに写った顔は 老いぼれた犬みたいだな 今になって考えてる 周りを愛せてたのか 願いが叶うのなら キミの声が聴きたい 何かうるさいな 呼ばれてるみたいだ 視界が凋んだら元の部屋にいて キミが立っていた 取り戻した愛を握って 掲げて見せびらかしたい 輪になって踊ろうぜ ほら 皆んな来いよ 踊ろう