耳を澄ませば 春の仕草 君が頼る手札の ひとつになれたら 時間みたいに 共にしようよ 君の風邪を僕にも 分けておくれよ やわらかい呪いの 掛け合いは 終わらないけど それが作るのは もしかして嘘 いや考えたくないが 「残っている」 と言わない為の 深呼吸及び瞬きか 確かに悲しい夜がある けれど扉開けて 足元に転がる 23.5cmを見れば 明日を笑って行ける 淡々と描写するには 経験や知識が 貧しすぎるから 耳を澄ませて 聞こえてくるものなんて 演出家に騙された日常なのだ 明日はね 感動屋さんの君を 再上映に連れていくよ 片時も 僕の腕を離してくれない 君に言葉はいらないね 今どんな夢を見ているの 少し微笑んでる きっと夢の中でも 僕のギャグはおもしろい そのままニコニコしていてくれよ