なんて言ってんのかわからないよ いちかばちかで返事をする 音の隙間なびく髪が 波のように綺麗だね いつの間にか テーブルに残った傷跡を 撫でながら 爪を切らなくちゃと考える 草木が眠る頃 トゲのあるその態度が嫌い だから涙は絶対に見せない 明日もちゃんと笑顔で挨拶する 今日は寝てしまおう 解放されたTシャツが 吸い付くように戻る背中は 大きくって輝いていく そこに僕がいなくても この先も君とずっとずっと 笑いあっていたいよ これ以上何も望まないなんて 本気で思ってたんだ 優しさの傷に包まれて 僕ももう大人だし 平気に日々をこなすふりして ただ帰りを待ってる 寄り道してもいいけど 忘れちゃやだよ