安さで選んだ 新しい靴に 擦れ続ける足で なるべく歩数を稼ぐ 泣き腫らした瞼が ひとけを避け 粧し込んでは 後ろめたさに塞がる いかなる逆境にも 宿命と名付けて 笑顔でだけいようとしたのに 堪えきれなかった そして君を突き落とした 独りじゃ背負えずに 君まで痛めつけた あぁ、開いてくのは 傷口と距離だけ 剥き出しの心が寒いよ 波風立たぬ 水面は鮮やかに 物足りなげな表情を映し からかう どれほど手こずっても 二人でだったら 打ち克てない物は無い気がした けど 信じ抜けなかった 自ら訝しみだした 君への念いは あまりに揺るぎなくて ねぇ、あんなにも ぶつかり合えたのは何故? 剥き出しの心が寒いよ 堪えきれなかった そして君を突き落とした 独りじゃ背負えずに 君まで痛めつけた 信じ抜けなかった 自ら訝しみだした 君への念いは あまりに揺るぎなくて あぁ、開いてくのは 傷口と距離だけ 演じていれば良かった? 良かった?