いつも帰りの交差点で赤信号待った 60秒 点滅その時が来たのならそっと足を 踏み出そうか 雨上がり濡れた傘持って駅へ向かう 24時 終電間際その角を曲がる 足跡追いかけてた 先に見える 車のライトに吸い込まれそうになる 日々 呆然と立ち尽くす 境界線がやけに遠く感じたから 魔法のかかるこの時間超えて3週半 ばの苦し火が消えぬようと 守るから 諦めたくない、止まれないから きっと明日に変わる月が綺麗で 人混みすり抜けた空気が先を急いだ 40秒 雑音消し去るイヤホンがただただ リズムを刻んでた 星明かり煌めく街灯が路地裏を 照らす25時 消灯と共に聞こえてくる 季節の変わる風感じて 目の前にあるものしか 見えずに忘れた記憶を辿って 偶然と感じた視線と感情色づく 街がすきだった 魔法の溶ける 鈴の音探して4週少しの変化に 気づけるようにと 目を閉じてみて 時が過ぎ去ってゆく 数秒の流れを感じて 見慣れた景色が突然と変わる間違え 探し 音が止まぬように 星のように照らして 知らない方がずっと 諦めたくない、止まれないから きっと明日に変わる月が綺麗で あの時見た月は綺麗で 雲ひとつない夜空だった 青い光が途切れる