この胸が高鳴る方角へ 弱虫な魂 出番を待ってた 帆に受けた南風が その瞬間を教えてくれていた 震えるその指先に 刹那を抱きしめていこう 果てない未知の旅路へ 全てはここから息を吸って 飛び込んだこの世界に 君という奇跡を 真っ直ぐなその瞳が 捉えるのは栄光の景色さ 途切れなく寄せる波は 君の行手を迷わせるけれど 旅路で痛む船体も 錆びついた羅針盤も 涙を拭う君だけのものさ 困難な壁が目の前にあっても 弱虫な魂震わせて それでも僕たちは明日を目指すんだ この胸が高鳴る方角へ 起死回生の旗を掲げて 今広がるこの世界に 君という奇跡を 俯くその瞳を 迎えに行こう南風と共に 刹那を愛すべき君の元へ