いつだってそうやって僕ら 産まれてきた この世界に この世界に あの日あのときから止まらず 今の今まで歩き続けてきたんだ いつだってこうやって僕ら 翼があること信じて空を見て いつだっけ空を飛べないこと知った あの夏 汗の匂い 星をつかまえにゆこう 虫取り網 抱えて 歩き出した坂道 あと もう少しで 大人になるのはもうやめた まだ見つからないんだ 裸の王様みたいだ いつだってそうやって僕ら 履き古した スニーカー 解けた紐を結ぶように 知らないふりが染み付いた まだここにいたいんだ オレンジ色の坂道は まだ まだ 変わらないで