真夜中に星の砂 光る 水のない海のような場所で 誰か憎みあっても 声は届かなくて 灰色の瓦礫の影から 残された迷い猫 歩く どうしたら 穏やかに眠れるんだろう? ここは 魂たちの 休憩所 ボロ切れみたいな 風景だけど 逃げて 保護され 家もなくされ 遠い戦火は 燃え尽きるスターダストの群れ 破壊のたびに きらめき またたき 蝋燭のような 揺らめき ざわめき あるだけの不安 を 煽るようなダイアリー が、ここだけは絶対に守るべき サンクチュアリ 遠く響くサイレンに 今も怯えてながら 真夜中に いつも目を覚ます ぼんやりと 浅い夢の果て 鈍色の影 震えてるけど 何処へも行けない どうしたら 夜明けまで眠れるんだろう? 真夜中に 願いごと ひとつ 穏やかな 朝がただ欲しくて