いつも通りの改札を 気づいてないふりして歩くの 手のひらに書いたおまじないは もう息がつまってどうにも飲み 込めないわ わがままな雨にすれ違い 街はとぼけた顔して歩いてるけど どこかで聞こえる笑い声も 明かりを探しているわ まばたきをして 春の夢を 迷ってしまうことも ちょっとくらいはあるけれど 甘く溶けるまで ため息をして 春の夢を 続きが知りたくなるの 何も捨てられない あぁまだまだずっとこのままでいた いのに こんな夜だから なんでもないと笑ってみせて ふたりだけと分け合ってた いつまでも まばたきをして 春の夢を 迷ってしまうことも ちょっとくらいはあるけれど 甘く溶けるまで さよならをして 夏の夢に 枯れることがないように 溢れてしまうくらい あぁ忘れられないの あの日の雨の匂いが ずっとずっと残ってる