桜舞い散る君を愛する 日々が遠のいてゆくんだね 夜になる過去が苦しく 僕を透過していく また落としてしまったんだ よくみたら愛だったんだ 「とても綺麗」って 「見惚れてしまうね」って いう声ももう聴こえないね 優しく笑い合って手を繋いでいた あの心地よさが顔を出す 春の匂いもしなくなって 涙で頬が濡れる サクラ舞い散る君を愛する 日々が遠のいてゆくんだね 朝になる声が虚しく 君を透過していく 落ち蝉が鳴く月は儚く 見惚れあってしまうのかもね ゴミになる 心の奥で愛を灰にしていく 踏み潰された存在証明は潮が香る 風になった 君と二人ならいつまでもいれる 気がしたのに 思い出さないように生きる 揺れる 惑う 気づけば振り出しみたいね 別れ際の君に夢では笑ってほしくて ひたすらに愛する事の意味を君は 教えてくれたんだ 出来ればね 忘れ方も教えて欲しかったのです 瞼の裏で君がはしゃいで 花の浮き橋から見てた 花霞 夢が涙に触れて 君が凪いで 桜舞い散る 君を忘れる 日々は ずっときそうもないよ 咲き誇れ 君もどこかで 「さくらきれいね」って 他の誰かと見てるのならば 雨も落っことしちゃうかもね 咲き乱れてふとよぎって 春よ追い越してゆけ