愛も半端に私は薄情で 未明未練もないのに悩み哀しそうで 毎夜待ったし私が吐く声 見て綺麗な 絵画にあんなに泣いたりも 継ぎ接ぎの二人過不足 切り取った暮らしとか平凡だけど 包まってはじゃれ合うように 寝る前のおまじないを忘れない 恥じらうけど安心するの 貴方には 分かんないように見てるから 閉じ込めた月の裏側から深海へ 逃げ込んだりするの 不自由な自由の向こうに 味気のない開発都市 埋め立てた海岸に片脚の少女 忘れられた魚のように消えるから 愛も半端に私は薄情で 未明未練もないのに悩み哀しそうで 毎夜待ったし私が吐く声 見て綺麗な 絵画にあんなに泣いたりも