ちょっと待ってください 今日の日を 昨日と呼ぶのは ちょっと待ってください 速すぎる 時間 ちょっと待ってください 悲しみが消える その日まで 知ったこっちゃなく めぐる毎日 最後に会った 駅のホームから 見下ろす景色は 初夏の色 ちょっと待ってください 五月の風 「あなた」 を まだ「過去の人」にはしないで ほんのちょっと暮れる街の角に あなたがまだたたずんでいる 気がします ちょっと待ってください 去り行く人 遠ざけるのは ちょっと待ってください 速すぎる 季節 ちょっと待ってください サヨナラの意味が わかるまで なんだかんだ言って めぐる毎日 最後に行った スタバの窓から ハロウィンのカボチャが 踊り出す ちょっと待ってください 九月の街 あの日をまだ「過去の日々」 にはしないで ほんのちょっと香る 花の影で あなたがまだ微笑んでいる 気がします ちょっと待ってください 五月の風 「あなた」 を まだ「過去の人」にはしないで ほんのちょっと暮れる街の角に あなたがまだたたずんでいる 気がします ほんのちょっと暮れる街の角に あなたがまだたたずんでいる 気がします