どうもゴミの中で物書きする気分が 拭えないままでいる日没の鬱屈さ さて、俺も兼ねて没してくれよと 吐いて出来上がった薄い自暴自棄 空想上の愛敬や 人間の純粋を 懇切丁寧に謳う気にゃなれないね 煩いだけの鈍才 遠見の博識も 愛を語るには欠けすぎた 運命の由縁すら 生きることだけに固着して 暁光を閉ざして太陽 残す塵のひとつを導とする 醜悪な蝸牛の夕暮れ、暮れ、暮れ おっそい歩の夕暮れ 俺にも朝日をくれ どいつも言うだけで 今日も論理の中でお決まりの台詞を 今日も様式に沿う高尚な音楽を おっと、お前のそれは アイツ等が嫌いだと 今日も押し付けがましく宣うから 夕暮れの中は酷く暗くて もたれ掛かる為に手を招くのさ 思ってもないような空白を叫ぶ 猿真似の延長を高らかにする 乱したなら消えてもいいぜ 聡明気取りで居ろ 生きることだけに固着して 暁光を閉ざして太陽 残す塵のひとつを導とする 醜悪な蝸牛の夕暮れ、暮れ、暮れ おっそい歩の夕暮れ 俺にも朝日をくれ どいつも言うだけで どうでもいい事ばかり 日没には渦巻いた感情すら 行き場を無くし歩みを躊躇わせて