始めから気付いていた永遠の意味も 気付かぬふりしていたのは 二人を守る為だった あなたから貰ったんだ 運命の意味は 逃さぬように無くさぬように この胸の奥に閉まったんだ 本当はきっと すれ違っていただけのはずだった それを僕ら手繰り寄せて 結んで合わせたんだ 奇跡なんて呼ぶには 少しもったいないほど 眩しかった美しかった 理由なんていらないんだ 二人が重ねた掌の温度だけが 僕らも知らない秘密を 握って放さないの あぁ このまま時が僕ら二人を 置いてってさ 誰にも見つからないとこで生きよう 約束の数だけ 二人を繋ぎ止められるなら そんなものはいらないからと 手放した僕ら二人だった 「未来の形すらも これなら丸見えだね」だって ふざけて笑ったその顔が どこまでも美しかったんだ 何を幸せと呼ぶかなんて 誰かが決めれる事でもないし でもこれをそうと呼ばぬのなら 幸せなんてもの僕らには必要ないや あぁ このまま時が僕ら二人に 追いついたら いつかは引き離されてしまうのかな そんなことすらも 特別に思えてしまうから 恋とか愛とかって名前 付けたんだろう 例えば明日世界が終わって 時が止まることがあったって 僕らには関係ないよ それすらも届きやしないんだよ あぁ このまま時が僕ら二人を 忘れるくらい 誰にも 見つからないとこで生きるんだ 明日も昨日も知らないまま 眠ったっていい あなたと繋いだ手さえ 離さなきゃいい