自分の事を嫌ってた 嫌われたくなくて どうしても優しくありたいと 思ってたけど 嘘が上手くなって、 偽るのにも慣れて どれが本当か分からなくなる 意味ない事なんて無いんだと 誰も教えてくれなかった 嫌いだ、 信じると言った言葉が嘘だった事 鼓膜の奥の方いつまでも聞こえる声 煩くなる度に弱気になってしまった 焦るほどに散らかっていく部屋が 頭の中みたいだった 泣きたい時に泣けなくなっていた 誰も傷つけないようにする事が 一番傷つけてたかもしれない 好かれていたかった やらなければよかった事なんて 此処に一つもなかった事 意味ない事ですらいいんだと 認める事は辛いよな 息もしづらいのに平気なふりを 続けていたんだ
