隣で君が寝ている 綺麗すぎる夜には ラジオで曲が流れる バラードは切ないよな 何もできない僕らには 通り過ぎる景色が スピード落としては曲がる 起こしたり しないから ごめんよ母さん それから父さん ろくでもない人間に育った だけど貰った愛を抱きしめた 誰かに分けることができたのさ またがるバイクにふかす排気音 飲めもしないのに開けたビールを 吸えもしないのにつけていた火を アテもないのに続けた逃避行 TREBLE NIGHT 僕はどうすりゃいいだろう どれぐらい? 朝を待ってたらいいだろう 差し出した手をとってたら 離す両脚掴んだら 終わりかけていく夜 視線の先には 君がいた