いたいけな瞳は 私を奪った きたいで染まった 息も忘れそう 千鳥足 舞った 埃を被っていた青い感情に 呑み込まれそうな夜 触れる距離、指先尖らせ 擦れる袖、まだ握らないで 飢えるように絡まったとて 変われない。分かってる 意味のない転がし合いも やめていっそ騙してよ 寂しさ埋める理由は一つだけ 大人になってしまった 無様な私を叱って 認められた気がしているだけ 重ねあった影 底が濁ったglasses 長い夜の果て 思い出すのはまだ貴方 きたいが抜けた からっぽな朝 乾いた喉が ゆうべを覚えていた 私を襲った 正しい後悔は 光の下で 黒く伸びて離れないな 貴方がくれた愛は いつからか呪いに形を変えた どこで誰といてもよぎるような 随分とタチの悪い記憶達 意味がないとわかっていても その姿を探してしまうの はぐれてゆく 心と体がね、 情けなくて痛んだ 無様な私を笑って ほんのちょっと思い出しただけ 孤独に慣れたって 何にもなれなくて 酷い成れの果て 貴方がいないだけ 過去になってしまった 触れられない手 覚えている 離さないでいて欲しかっただけ 忘れられたら、 滲んだ目を拭ってる ひとり、夜の果て 思い出すのはただ貴方