春が来たらまた悲しそうに 花束を抱え泣くのだろう 僕はじきに居なくなるからさ 君の心臓を喰らうのだろう 後悔して プリムラの花 消える君の 名前は何だ 殺さないで 寒さは慣れた 憂いに咲いた 式日の色 色 消えてしまえ しまえ 天窓から光が射して 人を憎んだ僕を憎む 無数の星が僕を刺せど 無菌室からは出られないな 苦しいから私を終える 汚れた手は 生ぬるいから 雪に似てた 金星の群れ さよならまで 五分前でした 消えてしまえ しまえ 反芻した 私の言葉 冷たい目で 咲いた造花が 声がしたの おかしいんだよ 日が暮れたら 私は飛ぶの 日が暮れたら 私は飛ぶの