ぐるぐる回る営みは よくもまぁこんなにも 出鱈目に平坦で味気ない 気分悪くってどうにかなりそうで 現世を恨んでも天井を羨んでも どうにもならないとわかっているの に 結局床を見ちゃ汚いと笑っている いつまで続くのと 終わりなく考えれども 気づいてしまった それすら終わりがないってことに どこまでも続きそうな ありふれた瞬間を 繰り返し棒に振って 徒に生きている 吐いた煙とともに 口から漏れ出ていくのは 終わっても終わっても 終わらない不満ばかり 綺麗なままで 足掻くこともしないまま どうしようもない 現世を憂いては 抜け出したい抜け出したい 言ってるだけで 何もしないんだね あなたはまたそうやって のらりくらり誤魔化すのね 私の前から姿消して また火をつけるのね もうどこにも行けないな僕ら 6面囲まれてしまった あゝあてすらないか現世には もう吹かれて消えてしまいたい どこまでも続きそうな ありふれた瞬間を 繰り返し棒に振って 徒に生きている 火をつけたら 消すしかないように 戻ることはない 煙になって 迎えに行くさ 弧を描いて どこまでも 揺らめいて 弧を描いて 消えてった あなたにさ 焦がれてんだ 身をやつしても 愛別離苦さ まさかな