透き通るような晴れの日 濁りきった世界の端っこで 愛想なく時計の脈が 早足になっていく 長すぎた夜の中で 澄み切った一つの蕾に 出会ってしまった日から 何だかおかしいな ねぇどうかこのまま 世界に嘘をついて 味気ない芝居を続けよう ずっと この先もずっと 怯えることなんてないさ 2人だから そうしたらさ 当たり前のように 叶いもしない願い事を重ねよう きっとこれでいいのさ 昔話をするよりかは 誇張しすぎな晴れの日 窓も外したくなるほどで まるで君と僕の世界が 生まれたあの日のよう ねえどうかこのまま 永遠を騙して この章を書き続けていこう もっと 足りないからもっと 頼りない小さな手だけど守らせて そしてまたいつもの食卓で 他愛ない夢を見続けるよ きっとこの場所は何よりも 美しいんだから ああ体が軽くなって でも足取りは重くて 心も弱くなってきたけど大丈夫 ちゃんとここにいるからさ あのね 静かに 天を見上げる 隙間風と家鳴りだけが 息を通わす 僕が何者かなんて ちゃんと分かっている筈なんだ でも今僕がここにいる意味が 分からないや ねぇどうかこのまま 世界に嘘をついて 味気ない芝居を続けよう ずっと この先もずっと 怯えることなんてないさ 2人だから そうしたらさ 当たり前のように 叶いもしない願い事を重ねよう きっとこれでいいのさ 正で飾ることなんて出来ないから どうかこのまま 永遠を騙して この章を書き続けていこう もっと 足りないからもっと 頼りない小さな手だけど守らせて そしてまた眠りにつく君と たった一つ絶対の誓いを交わそう どうか次の世界へ行っても貴方を 愛させて